相談時の状況(40代・男性 浜松エリア)
小学生の頃、精神的に不安定な状態となり病院を受診した結果、アスペルガー症候群と診断されました。その後も感情のコントロールができず、母親に対して暴言を吐いたり、暴力を振るったりすることが続きました。大学を中退した後も、どの職場でも長期間続けることができませんでした。生活費は母親が全て負担している状態であり、障害年金の受給について相談に来られました。
社労士による見解
強いこだわりや対人関係の苦手さが影響し、社会的な適応がほとんどできていない状況でした。また、高額なローンを組むなど金銭管理にも困難を抱えていました。料理や掃除などの家事を一切行うことができず、母親の援助がなければ日常生活を送ることができませんでした。母親の負担は非常に大きく、生活費用の補助として障害年金の支給が早急に必要な状況でした。
結果
障害基礎年金2級に認められ、82万円受給することができました。