相談時の状況(60代・男性 神奈川県)
体がふらつき話し難くなり、翌日になっても治らなかったため病院に行くと、脳梗塞と診断され入院することになりました。リハビリ治療を受けましたが、記憶障害や言葉が出ないといった高次脳機能障害が残りました。退院後、外来で経過観察をしていましたが回復の見込みがなく、補佐人がつくことになりました。補佐人の弁護士から、障害年金のご相談の連絡をいただきました。
社労士による見解
日常生活全般も困難なため、福祉サービスを利用していました。記憶障害が進行しており、通っていた学校の名前や家業の仕事内容なども思い出せず、切符の買い方や改札の通り方がわからないため、公共交通機関を利用することもできませんでした。発症から数年たっていましたが、障害厚生年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、122万円、遡及524万円受給することができました。