相談時の状況(50代・女性 愛知県)
右胸にしこりができていたことが気になり、病院を受診したところ、乳がんと診断されました。すぐに化学療法と部分切除手術を行い、一度は寛解が認められました。しかし、しばらく経ってから胸に違和感が生じたため、改めて検査を受けたところ、胸や肺に転移していることが分かりました。全摘出手術と化学療法を行いましたが、症状は改善せず、仕事を退職することになりました。闘病生活を続ける中、障害年金のご相談の連絡をくださいました。
社労士による見解
食欲がなく、胃腸の感覚麻痺により、下痢や便秘が1日15回以上あり、肩、腰、胸、心臓、手足にうずくまって動けなくなるほどの強い痛みがありました。手足に痺れもあり、筋肉が硬直して歩くのも辛い様子でした。強い倦怠感と疲労感から、1日のほとんどを横になって過ごし、家族からの援助を受けていました。障害基礎年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年間約105万円、さらに遡及分として約190万円を受給することができました。