相談時の状況(40代・女性)
ある日突然激しい頭痛と痙攣が発生し、救急外来を受診しました。特に異常を指摘されませんでしたが、数日後に再び激しい痙攣を起こし、病院に救急搬送されました。ICUに入り治療を受ける中、自己免疫介在性脳炎と診断されました。リハビリを経て退院しましたが、記憶力が著しく低下し、感情のコントロールができないなど、生活に大きな支障を来すようになりました。
社労士による見解
記憶力の著しい低下から文章の組み立てができなくなり、単語でしか話ができず、会話も噛み合わないなど意思疎通にも問題がありました。また、食事を摂ったことを忘れてしまうなど、日常生活に多大な支障が生じていました。障害厚生年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、147万円、遡及296万円受給することができました。