相談時の状況(30代・男性)
ある日突然左奥歯が痛み出しました。一週間ほど放置していたところ、左側の歯の神経を引っ張られるような強い痛みに発展したため、脳神経外科を受診してMRIを撮ったところ、右側頭葉神経膠腫と診断されました。すぐに膠腫摘出の手術を受けることになりましたが、手術後も高次脳機能障害が残り、症候性てんかんも発症してしまいました。その後も放射線治療を受けていましたが、脳内に腫瘍が転移していることが判明したため、再手術を受けることになりました。治療を続ける中で、ご家族様と共に障害年金の相談に見えました。
社労士による見解
1日に4~5回てんかんの発作があり、記憶力が低下しており、数分前に言われたことも覚えておらず、1日のうちほとんどが何もできず横になっているといったご様子でした。休職中でしたが、復職の見込みは立っておらず、日常生活を全面的に家族から支援されていました。障害厚生年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金1級に認められ、234万円受給することができました。