相談時の状況(40代・男性)
ある日の夜、自宅で突如嘔吐をしてしまい、その後起立困難と便失禁を発症しました。救急搬送された病院でCT検査の結果、もやもや病と診断され、緊急手術を受けることになりました。手術後、リハビリを続けましたが、左半身の麻痺や高次脳機能障害が残存しました。その後も繰り返し脳出血を発症し、再度の手術とリハビリを受けましたが、身体の麻痺は改善せず、症状は次第に悪化しました。今後の生活や娘様の将来に不安を抱えた奥様が、当センターにご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
症状の悪化により、ほとんど寝たきりの状態で入院生活を送っており、ご自身では身の回りのことが全くできない状況にありました。日常生活全般にわたり奥様と娘様の全面的な援助を受けておられるため、障害厚生年金の請求を進めることとしました。
結果
障害厚生年金1級に認められ、242万円受給することができました。