相談時の状況(50代・女性)
物忘れがひどく、会話が噛み合わないなどの症状で病院を受診したところ若年性アルツハイマー型認知症と診断されました。
妻の症状を心配したご主人が相談にみえました。
社労士による見解
相談に見えた時点で症状はかなり進んでいました。
常に家族が見守り、目が離せない状況で、日常生活に大きな支障があるように見えました。
ご家族の負担が重く大変ご苦労されていらっしゃると感じました。
障害認定日の頃にも症状があったため認定日請求もできると思いました。
受任してから請求までに行ったこと
認定日の頃にも一人で身の回りの事が出来る状態ではなかったと伺い、その当時通院していた病院に認定日の診断書の作成を依頼しましたが、内科であることや診断書の作成をしたことがないという理由から作成を拒否されてしまいました。
ご主人様からも病院に交渉していただきましたが駄目でした。
事後重症請求に切り替えて速やかに請求を行ました。
結果
障害基礎年金の1級に認められ、無事に受給することができました。
コメント
今回のケースでは初診の病院で若年性アルツハイマー病と診断されてから、急激に症状が悪化していきました。
ご家族様からの聞き取りした内容では、障害認定日の頃には身の回りのことが出来なくなっていたそうです。
ご家族が介護にあたり大変ご苦労されている様子でしたので、認定日請求ができなかったことが悔やまれます。