相談時の状況(30代・男性)
小さい頃から数字の計算は全くできませんでした。小中学校も数学ができず、記憶することがすごく苦手でした。また、自分が女性で生まれてきたことに違和感を抱えて育っていました。19歳の時に性同一性障害のテレビ番組を見て、自分が性同一性障害だと確信しました。専門学校を卒業後、就職しましたが計算ができず、接客していても集中力が続かず、優先順位が理解できませんでした。上司から受診を勧められ、受診すると適応障害と診断されましたが、転院したメンタルクリニックで発達障害と診断されました。職場では発達障害の特性を理解してもらい配慮を受けて働くようになりました。
社労士による見解
ADHDと学習障害がありました。転職を繰り返していましたが、発達障害と診断された後は障害者雇用で配慮を受けながら働いていました。性同一障害での受診もあり、傷病を分けて整備し障害厚生年金で請求しました。
結果
障害厚生年金3級に認められ58万円受給することができました。