相談時の状況(40代・男性 北海道)
会社で上司からパワーハラスメントを受け、仕事に行けなくなりました。退職してからは実家に戻り家業を手伝っていましたが、不眠や気分の落ち込みが続いていたため、ご両親に連れられて精神科を受診したところ、うつ病と診断されました。服薬治療を受け続けましたが体調は良くならず、自宅に引きこもる生活が続いていました。
社労士による見解
人と接するのが怖く、家族と医師以外の人との交流はありませんでした。体が鉛のように重くなり、掃除ができないため部屋がごみ屋敷のようになっているほか、無気力感から常にベッドの上で横になって過ごしており、希死念慮も強い様子でした。日常生活全般においてご両親の援助を受けており、社会復帰の目途は立たない状態でした。これらの状況から、障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年間約82万円を受給できるようになりました。