相談時の状況(40代・女性 神奈川県)
父親が病気になり、看病を続ける中で気持ちが落ち込むようになりました。専門学校に通っていましたが、不眠、無気力、食欲不振といった症状が続き、退学しました。その後は何もする気力がなく、通院以外は家に引きこもっていました。母親の勧めでアルバイトなどを試みましが、数か月でやめてしまうなどどれも長続きしませんでした。その後、結婚し出産しましたが、育児や家事や身の回りのことができなくなり、自分を責めるようになりました。
社労士による見解
ご相談時には就労できる状態ではありませんでした。料理、掃除、洗濯は母親に任せ、毎日部屋に引きこもり、横になって過ごしていました。些細なことでもイライラし、寝ても覚めても不安なことばかり考え不安定な状態になっていました。家族に支えられて生活していることから、障害基礎年金の請求を行うことにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約105万円を受給することができました。