相談時の状況(60代・男性 静岡県)
前夫を亡くしたことでうつ病を発症し、入退院を繰り返していました。その後、再婚しましたが、気分の落ち込みや体調不良が続き、家事・育児の両立に困難を感じてお酒に逃げるようになりました。依存症になり断酒治療のための入院も経験されました。その後もうつ病の服薬治療を続けていましたが、強い希死念慮や気分の落ち込みが続き、ご家族の援助なしでは日常生活を送ることが難しい状況でご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
ご相談時には家事や日常生活全般にわたり大きな支障を抱えていらっしゃいました。強い不安感、疲労感、倦怠感が続くため他人との関わりを避けており、一日の大半を横になって過ごしし、家族の援助なしには生活が成り立たない状態でした。発症から長いこと日常生活に支障がありましたが、認定日の頃に受診がなかったことから、障害厚生年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、年額約188万円を受給することができました。