相談時の状況(20代・男性 名古屋エリア)
幼少期から落ち着きがなく、癇癪を起こすことも多くありました。大学を中退した後、対人関係を上手く築くことができないことや、興味のない作業が継続できないといった悩みを抱え、ご自身で「これは病気なのでは」と疑い病院を受診したところ、ADHDと診断されました。通院と服薬を開始したものの、こだわりの強さからお客様や上司と衝突することが多く仕事を続けるのが困難になりました。
社労士による見解
自宅に引きこもりがちな生活を送っていました。料理や掃除、片付け、ゴミ捨てといった家事が全くできないことや、衝動的な買い物で借金を抱えているなど、日常生活の様々な場面で支障が出ていました。
初診日から1年6ヶ月が経過した時点(障害認定日)で既に日常生活に大きな困難が生じていたため、過去にさかのぼって年金を受給できる可能性があり、認定日請求の手続きを進めることにしました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約82万円の受給が決定。さらに、約258万円をさかのぼって受け取ることができました。