相談時の状況(50代・女性 北海道)
夫の転勤で転居後、慣れない土地での孤立や職場の人間関係、家事へのプレッシャーからうつ病を発症。不眠、食欲低下、涙が止まらないといった症状が出ました。その後も夫の転勤で転居を繰り返し、環境変化へのストレスや幼少期の経験から「働かねば」という焦燥感に駆られ、短期の仕事に就いても症状が悪化する状況でした。
強い倦怠感と無気力感で家事や身の回りのことがほとんどできず、自傷行為や希死念慮も強く、感情の起伏が激しい状態でした。躁状態(衝動買い、過活動など)とうつ状態(食欲不振、疲労感など)を繰り返し、日常生活に大きな支障が生じていました。
社労士による見解
転居、人間関係、幼少期の経験が精神状態に影響しているようでした。複数の医療機関を受診していましたが必要な書類収集をしながら丁寧に進めました。日常生活の困難な様子を(ヒアリングで具体化し、申し立て書にまとめました。職場トラブル、家族関係、独居、躁状態(衝動行為、過活動)、幼少期のフラッシュバックなど、人生の重要な出来事まとめ、障害厚生年金の認定日請求を行いました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、約61万円、遡及分として約326万円を受給することができました。