相談時の状況(20代・女性)
子供の頃から友達にいじめられ、友達と上手く付き合うことができませんでした。
大学を卒業して就職をすると、職場でも人間関係がうまく築くことができず仕事を辞めてしましました
別の仕事についても仕事ができず、人間関係を上手く築けませんでした。徐々に眠れなくなり、食欲がなくなり気持ちがどんどん落ち込んでいきました。
病院を受診すると適応障害と診断されました。
しかしその後も、頭痛、吐き気、不眠などの症状が続いていました。
その後も仕事をしましたが職場でいじめを受け、人間関係もうまくいきませんでした。
ご主人様と一緒に相談にみえました。
社労士による見解
ご本人様はどうして人間関係がうまくいかなくなるのか分からない様子でした。
聞き取りでは発達障害による2次障害であると思いました。
気分の落ち込みがひどく食事の支度や掃除、洗濯、入浴などができないことや、服薬などもご主人様に助けてもらっていることから障害年金が受給できると思ました。
受任してから請求までに行ったこと
医師の診断名はうつ病エピソードでしたが、幼少時代からの様子を詳しく病歴で申し立てしました。
相談は初診日から2年半ほどしか経っていなかったので、認定日請求の診断書だけで請求をしました。
ご主人様が協力的でしたので、症状を医師に伝えて頂き診断書をお任せしました。
結果
障害厚生年金の2級に認められました。
発達障害の場合、他人との関わり方がわからず、周りに馴染めないことに落ち込みうつ状態になってしまうことがあります。
人とのコミュニケーションが苦手だったり、仕事でミスが多かったり、仕事ができなかったり、職場で叱責されたりいじめられたりしてひどく落ち込み、吐き気や頭痛、食欲不振などの症状がでてしまいます。
今回のケースではご主人様が奥様のことをとてもよく理解してサポートしていました。
病気を理解してくれる職場もあります。
どうして自分だけ違うのだろうと不安に思うことがあったら、専門家にご相談ください。