相談者:50代男性
傷病名:うつ病
相談時の状況
ご自身の症状とご家庭の問題等どうしてよいかわからなくて大変お困りでした。
社労士による見解
7年前から不眠、いらいら、不安感などで治療を開始した。
ご本人にお話を伺うと奥様とお母様の具合が悪く、お二人の生活の面倒を見なければならなかった。
そのため仕事を辞めざるを得ず、どうして自分だけがこのような目に合わなければならないのかと世間を恨んだりした。
このような事情から障害年金の請求をしたいのですが、医師が診断書を書いてくれないとのこと。
このような状況のもと相談を賜りました。
ご本人に状況を伺うと、ご本人はうつ病の症状がひどく特に不眠、不安感が強いことが分かりました。認定基準から見ても障害年金を請求できる状況であることがわかりました。
受任してから請求までに行ったこと
その医師は治療に熱心な医師ですが、障害年金の請求に偏見をお持ちでなかなか請求書を書いてもらえないため、困っておりました。
相談者さまから、診察日に同席して診断書を書いてもらえるよう話をしてもらいたいとの依頼を受け、診察日にご本人と病院を訪問し、医師と面談をいたしました。
最初は第三者の意見は聞かないと頑なでしたが、相談者さまの現在の状況の説明、障害年金が請求できなければどうなるかを淡々と説明をいたしました。
その結果とりあえず書類を受け取っていただくことができました。
書いてもらえるとしても、作成に長くかかることを覚悟しなければならなかったのですが、2週間程度で診断書をお書きいただけました。
結果
障害年金2級に認められました。
ご家庭の悩み、ご自身の障害状態それだけでも大変なのに、診断書を書いてもらえないなど、思いがけない問題にぶつかったりと苦労が多かったケースですが、2級に認定され相談者様の安堵の顔が浮かびます。