相談時の状況(50代 女性、東京都)
職場の人間関係のストレスから人混みや満員電車でパニック発作が出るようになりました。うつや不眠、嘔吐といった症状が悪化して、うつ病、気分変調症と診断されました。薬物治療を受けても改善せず、退職しました。その後、躁状態での浪費が原因で離婚に至り、入院や転院を繰り返す中で双極性障害と診断名が変わりました。さらに、乳がんの発覚と抗がん剤治療の副作用が重なり、気分がさらに落ち込むようになりました。ほとんど自宅に引きこもり、家事や清潔保持、金銭管理といった日常生活全般が自力ではできず、社会復帰の目途が立たない状況で、障害年金のご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
初診日はかなり昔だったためにカルテが破棄されており、受信状況等証明書が取れませんでした。しかし、幸いにも当時の診療情報提供書や処方箋のコピーが手元に残っていました。また、5年以上前から通院している病院のカルテにも初診日の情報があり初診日を確定することができました。一人では日常生活が成り立たないため、ヘルパーの利用を検討していましたが、対人交流ができないため利用を躊躇している状況でした。就労状況等申立書を整備し、障害厚生年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、年額約121万円を受給することができました。