相談時の状況(40代・男性)
5年程前から手にしびれを感じるようになったそうです。
仕事で重たい物を頻繁に運んでいたので痛みがあると思っていました。
整形外科を受診しましたが、医師からは手の使い過ぎだと言われました。
暫く様子を見ていましたが、ある朝、突然ひどい痛みに襲われました。
両手に全く力が入らず仕事に行くことが出来なくなりました。
病院のMRI検査などで異常は見られず精神科を受診するように医師から言われました。
精神科を受診すると解離性運動障害と診断されました。
少し経つと激しい痛みで仕事も続けることが出来なくなり相談にみえました。
社労士による見解
仕事上の悩みなどがありストレスを感じていたものが、痛みとして現れていたようです。
手の痛みで字を書くことも大変そうでした。
痛みや倦怠感のために日常生活に支障があり、母親の援助が無くては生活できないようでしたので障害年金が請求できると思いました。
受任してから請求までに行ったこと
原因がわからず整形外科を受診していたので、どこが初診の病院なのかを探るために詳しくお話を伺いました。
認定日の頃は、精神科を受診していましたが、解離性運動障害だけで請求ができません。
その後、うつ病と診断されたので整形外科を初診日として事後重症請求をするために診断書の作成お願いしました。
結果
無事に障害厚生年金の2級に認められました。
コメント
今回請求された方は痛みに長い間悩まされていました。
精神的なストレスが体に痛みとなって現れるケースでした。
障害年金の受給が出来て、安心して療養できるようになったので本当に良かったです。