相談時の状況(40代・女性 神奈川県)
ある日突然体が動かなくなり、意識を失って救急搬送されました。病院では高血圧性の被殻脳出血と診断され、脳の腫れを抑える治療を受けました。リハビリ治療を受け、杖を使って歩けるまで回復しましたが、記憶力の低下や感情のコントロールの困難さが残りました。退院後も精神的に不安定な状態が続き、医師への不信感から転院を繰り返されました。高次脳機能障害の症状が顕著で、会話が困難になったり、些細なことでパニックになったりするため、自宅に引きこもるようになりました。生活支援施設に通って訓練を受け、B型作業所で働き始めましたが、精神的な不安定さが続きました。ご主人の援助がなければ日常生活を送ることが困難な状況で、障害年金のご相談に見えました。
社労士による見解
高次脳機能障害によって、日常生活の多岐にわたる場面で困難を抱えていました。B型作業所に通所していましたが、体調のムラがあり、通所できない日が多いご様子でした。初診日と受診歴を調査したところ、障害認定日に通院していた病院では診断書の作成ができないことを伝えられました。病院に診断書を依頼する際に、単語認識や空間把握の困難さをまとめた資料を提供しました。障害基礎年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級に認められ、年額約83万円を受給することができました。