相談時の状況(60代 男性、福井県)
勤務先の健康診断で毎年高血圧を指摘されていましたが、自覚症状がなく仕事も忙しかったため受診されずに過ごされていました。体の不調を感じて受診したところ、高血圧に加えて腎硬化症による慢性腎不全と診断され、服薬による治療が始まりました。勤務を続けられる中で倦怠感が強まり、腎臓の数値も悪化していきました。その後、透析の導入が必要と言われて腹膜透析が始まりました。透析を始めてからは不眠も現れ、重い作業ができなくなって退職に至りました。別の勤め先で働かれていたところ、腹膜炎を起こして入院され、腹膜透析を続けられないため手術を経て血液透析に切り替わりました。週3回の通院を続けながら、障害年金のご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
健康診断で高血圧を指摘されながら受診されなかった期間が長く、腎臓の病気の初診をどこに置くかを確かめる必要がありました。そこで、最初に腎不全と診断された医療機関に受診状況等証明書を依頼し、受診の経過を裏付けました。あわせて、透析後の強い倦怠感で家事もできず、勤務も短い時間と少ない日数に減らす配慮を受けている実情を記したうえで、障害厚生年金の認定日請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、年額約150万円を受給することができました。