多系統萎縮症で障害基礎年金1級を受給したケース

相談時の状況(60代・男性)

足が痺れて力が入らなくなり、整形外科を受診すると脊柱管狭窄症と診断されました。手術を受けてリハビリ治療を経た後は普通の生活ができていました。その後、脳梗塞になりましたが、すぐに復職できました。しかし、数年後に再び足に力が入らなくなり、病院では脊柱管狭窄症の再発と言われていましたが、排尿障害が出現し、ほとんど動けなくなりました。在宅での介護は難しいと判断され、特別養護老人ホームに入居した後、神経内科で多系統萎縮症と診断されました。今後の生活のことを考え、奥様がご相談にお見えになりました。

労士による見解

ご家族様が一度障害年金の請求をしたものの不支給となっていました。請求書類を確認したところ、脳梗塞として請求していましたが、脳梗塞の発症後数年は普通の生活ができていたことが審査の際に問題になっていました。医師と相談しながら多系統萎縮症の発症時期を確定し病名や通院歴を整備して改めて障害基礎年金の再請求を行いました。

結果

障害基礎年金1級に認められ、102万円受給することができました。

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