相談時の状況(20代 女性、北海道)
2年ほど前にうつ病を発症されました。障害者雇用で在宅勤務(フルリモート)をされていましたが、意欲が著しく低下し強い疲労感があるため、勤務時間外や休日はほとんど横になって過ごしていました。仕事中も集中力が続かず、単純な作業に限られていてもミスが重なります。休憩時間に仮眠をとらなければ勤務を続けられず、就業後は何もできない状態になっていました。眠り過ぎてしまう傾向(過眠)もあり、生活のリズムを保つことが難しい状況でした。一人暮らしをされていましたが、外出が難しく、掃除や食事の準備といった家事も行き届きかず、障害年金の申請を希望してご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解とサポート
初診日が厚生年金に加入中であり、精神障害者保健福祉手帳2級をお持ちであることから、受給の可能性は高いと判断しました。在宅で勤務されている点だけを見ると就労できているようにみえましたが、実際には業務内容が大きく制限され、日常生活にも重大な支障が出ています。この実態を正確に伝えることが重要と考え、次の点を具体的に主張しました。
・業務内容が単純作業に限定され、配慮のもとでようやく勤務できていること
・集中力が続かずミスが頻発し、休憩時間の仮眠が欠かせないこと
・就業後や休日はほとんど横になって過ごし、家事が行き届かないこと
・外出が困難で、社会生活が著しく制限されていること
また、在宅勤務という特殊な働き方の実情が診断書に正確に反映されるよう、主治医への依頼状を作成しました。そのうえで、障害厚生年金の認定日請求を行いました。
結果
障害厚生年金3級が認められ、年額約62万円を受給できることになりました。