相談時の状況(30代 男性、愛知県)
派遣社員として働いていましたが、親しくしていた担当者の態度が急に変わったことをきっかけに、眠れない日が続き気分の落ち込みが現れ、うつ病と診断されました。職場の人間関係による負担から休職することになりました。一度は復職し、配慮のある部署へ異動されましたが、職場になじめず休みがちになりました。その後も友人との行き違いが重なって体調はさらに悪化し、長期の休職を経て退職することになりました。退職後も再就職を試みられましたが、人間関係を築くことができず、いずれも1か月に満たないうちに退職を繰り返す結果となりました。ご相談時は働くことができず、家事や身の回りのことも自力では行えないため、全面的にパートナーの援助を受けて生活されている状況でした。
社労士による見解とサポート
友人との行き違いが重なったことから改めて検査を受けられ、自閉症スペクトラム障害と診断された方でした。ご相談時は強い不安感と気分の落ち込みに見舞われ、意欲がわかず一日中横になって過ごすほど精神的に消耗されていました。障害認定日の時点ではフルタイムで勤務されていた実績があったため、現在の重い症状を正しく反映させる方針とし、次の点を具体的に主張しました。
・強い不安感と気分の落ち込みにより、一日中横になって過ごしていること
・家事や身の回りのことを自力で行えず、パートナーの全面的な援助が必要なこと
・職場や友人との人間関係を築くことが難しく、就労を継続できないこと
・再就職を試みても1か月に満たずに退職を繰り返していること
そのうえで、障害厚生年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金3級が認められ、年額約62万円を受給できることになりました。