知的障害で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(50代・男性)

幼少期に言葉の遅れがあり、障害者向けの施設に通所して療育手帳を取得しました。小中学は普通学級に通級し、高校は通信制高校に通いました。高校卒業後は工場などで真面目に働き続けていました。週6日、1日12時間の過重労働を続ける中で、50代半ばで遠隔地への異動を命じられたことをきっかけに仕事を退職しました。今後の生活の見通しが立たなかったため、お姉様の勧めで障害年金のご相談に見えました。

労士による見解

年齢相応の会話が理解できず、役所や銀行などの社会に必要な手続きを理解し、判断することができていませんでした。料理や掃除、片付け、整理整頓、洗濯などを独力で行うことができず家族の援助を受けて生活していました。お姉様のご協力もあり障害基礎年金の事後重症請求を行うことにしました。

結果

障害基礎年金2級に認められ、82万円受給することができました。

 

 

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