広汎性発達障害・双極性障害で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(20代・男性)

幼少期より家族から暴力を受けて育ちました。幼稚園、小学校、中学校では友達がほとんどできず、クラスの輪の中には入れませんでした。期限までに宿題や提出物を出せず、忘れ物ばかりしていたため、先生にもよく怒られました。定時制の高校を卒業し就職しましたが、気分の落ち込みがひどく、希死念慮もあったため受診すると、ADHD、パーソナリティ障害、双極性障害と診断されました。その後服薬治療を続けていますが、気分の落ち込みは続き、仕事を退職してしまいました。自宅療養を続ける中で、寝ても覚めても辛い経験を思い出し、生きている価値を感じることができませんでした。疲労感や倦怠感が強く、動悸や息苦しさもあるため働くことが出来ずご相談にみえました。

労士による見解

初診の病院はパーソナリティ障害と診断されていましたが、認定日の病院では双極性障害と診断されていました。ご相談時には働くこともできず、パートナーに支えられながら生活していましたが、生活費用に困っている状況でした。認定日から数カ月経過していましたが、認定の診断書を依頼し、障害基礎年金の認定日請求を行いました。

結果

障害基礎年金2級に認められ、80万円受給することができました。

 

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