相談時の状況(40代・女性)
幼少時より物忘れやケアレスミスが多い傾向がありました。社会人になると特性が顕著になり、仕事上で優先順位を付けられずにミスを繰り返してしまい、病院を受診することにしました。検査の結果、ADHDと診断され、通院と服薬治療を続けながら障害者雇用で働くようになりました。障害者雇用の給与では生活に不安があったため、障害年金の相談のご連絡をいただきました。
社労士による見解
金銭管理が上手くできず、通院の予約や薬の服用を忘れてしまうことなど、不注意傾向の強さがありました。料理をするとコンロの火を消し忘れてしまったり、買い物に行っても物を買い忘れてしまったりするなどといった特性もありました。障害者雇用で就労していることから障害厚生年金の認定日請求を行うことにしました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、61万円、遡及304万円受給することができました。