相談時の状況(30代・男性)
対人関係と仕事内容で大きなストレスがありました。腹痛や不眠などの体調不良が数カ月続き、消化器内科などを転々として検査を受けていましたが、体には異常がありませんでした。消化器科内科の先生から精神的なことではないかと言われ精神科を受診するとストレス障害による抑うつ状態と診断され、そのまま休職になりました。半年ほど休職し、体調が改善したところで復職しましたが、復職後も体調不良が続き仕事に行けない日が多くなり再び休職となりました。
気分が落ちると衝動的に自殺を図ってしまい、今は妻の支えで生活しています。障害年金の
受給を検討したいということでご相談に見えました。
社労士による見解
2度目の休職をしていましたが傷病手当金の受給できる期間が過ぎているため、収入がない状態でした。復職の目途も立たず、退職勧奨も受けていました。小さな子供さんもいることから障害年金が必要だと思いました。認定日の頃は復職していましたが、仕事に行けない日が多かった事から認定日に遡って請求しました。
結果
障害厚生年金2級に認められ、年額約131万円と遡及額約360万円受給することができました。少しずつ体調を整えながら、お仕事ができますよう祈っております。