相談時の状況(20代・男性)
子どもの頃から落ち着きがなく、いつも先生に怒られていました。勉強はあまりできなかったのですが、なんとか大学を卒業することができました。社会人になると、指示が理解できず、気が散りやすく、ミスが多かったので、会社でも問題社員として扱われていました。上司に勧められ心療内科を受診すると発達障害と診断されました。自分で障害年金を請求しましたが不支給となり相談にみえました。
社労士による見解
不支給になった時の診断書を確認したところ、日常生活能力は実態と合っていましたが、職場で配慮を受けて仕事をしていることが伝わっていませんでした。職場やご家族から仕事や日常生活の様子を聞き取りし、職場の申立書などを付け、認定日請求をやり直しました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、年額約58万円受給することができました。過去に遡って117万円も受給できました。理解ある会社に就労できているため、頑張って働き続けていただきたいと思います。