相談時の状況(20代・男性)
5歳の頃、発育の遅れを指摘され療育手帳を取得していました。小中学校は支援学級に進学し、高校も支援学校を卒業しました。高校の授業で就労体験をした地元の企業に障害者雇用で就職し単純作業を繰り返し行っているようでした。食事、掃除、洗濯などの家事は全くできず、一人で買い物に行くこともできないため、常に家族の見守りが必要でした。病院の医師から障害年金を勧められ、障害年金の相談にみえました。
社労士による見解
職場では十分な配慮を受けて 簡単な軽作業は出来ていましたが、コミュニケーションをとることが苦手のようでした。自力では家事や身の回りのことが出来ず常に家族の声掛けや見守りも必要でした。幼い頃からの担当医が協力的だったので、20歳の時点で認定日請求を行いました。
結果
無事、障害基礎年金2級が確定し78万円受給することができました。