網膜色素変性症で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(40代・女性)

5歳で弱視に気付き、治療を受け少しずつ視力は回復していきましたが、体育の球技ができなかったり、黒板の文字が見え難かったりと学校生活にも支障がありました。ものが見え辛く、ぶつかって転び怪我をすることもありました。高校生の時に、眼科の医師に、暗いところで何もみえないと話したことで初めて網膜色素変性症であることが分かりました。3年以上前に障害者手帳の2級を取っていましたが、障害年金がもらえることを知らずにいました。

社労士による見解

既に2級の障害者手帳があり、初診日の証明が取れれば受給できる方でした。初診日の病院は廃院となっていましたが、通院中の病院に初診病院からの紹介状があり、20歳前障害として請求しました。

結果

障害基礎年金2級に認められ、年額約78万円を受給することができました。障害年金制度の周知活動が必要だと痛感しました。

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