相談時の状況(60代・女性)
20歳の頃、くも膜下出血を起こしましたが、リハビリ治療を受け普通の生活に戻れるまでに回復していました。結婚をして普通の生活を送っていましたが、40歳頃からてんかん発作が起きるようになり、同時に記憶力の低下などの症状もみられるようになりました。てんかん発作はくも膜下出血のせいだと医師からは言われていました。
社労士による見解
たまたまご主人様の障害年金の相談にみえた時に、会話の受け答えの不自然さを感じました。何か病気がないかとお話を伺ったところ意識を喪失するほどのてんかん発作が月に数回あり、障害年金の請求ができる症状でした。くも膜下出血の初診時は納付要件がなかったため、てんかん発作の因果関係がないことを医師に確認し、てんかん発作を初診として認定日請求を行いました。
結果
障害厚生年金3級に認められ、年額約59万円、遡及額302万円を受給することができました。