てんかん・広汎性発達障害で障害基礎年金2級を受給したケース

相談時の状況(20代・男性)

小学校低学年頃からてんかんの発作が起きるようになり、小児科を受診して治療を受けていました。ことばの発育も遅く、友人との関わりが不得手で喧嘩などの揉め事が絶えないなど問題行動が多く、小学校は支援級に通級していました。社会人になり仕事を始めると、仕事がなかなか覚えられず、自身のこだわりが強く優先順位が付けられないことで、仕事にも支障が出始めました。てんかんの薬による眠気で仕事中に寝てしまうこともあり、職場では不真面目な態度ととられることも多く、人間関係がうまく行かない状態が続き、最後は仕事に行けなくなり退職となりました。通所している就労移行支援事業所から紹介され相談にみえました。

社労士による見解

服薬治療を受けていましたが、てんかん発作が月に5回ほど続いていました。対人関係を築くことが苦手で対人トラブルも、労働や日常生活に大きな支障がありました。通院も定期的にされていることから、20歳の認定日に遡った請求が可能と判断し障害年金の請求を行いました。

結果

障害基礎年金2級と認定日からの遡及が認められ428万円を受給することができました。配慮を受けながら、自分らしさを出せる職場で働けるよう応援しております。

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