相談時の状況(50代・男性)
通勤中の電車で心肺停止となり、駅員より心肺蘇生施行があり一命を取り留めましたが、低酸素脳症により高次脳機能障害になってしまいました。リハビリ治療で肢体にはほとんど後遺症は残りませんでしたが、脳へのダメージが大きく残ってしまいました。仕事に復帰することはできない為、将来に対する不安から、ご家族が相談にみえました。
社労士による見解
重度の記憶障害があり、失語のため会話もでず、身の回りのことは全て妻の声掛けと介助が必要でした。自力で日常生活を送ることが困難な状態であり、障害年金が必要な状況でした。障害年金が必要な状況でした。傷病手当金を受給されていましたので、重複している数か月分の金額が調整されることを説明し、認定日請求を行いました。
結果
障害厚生年金1級で264万円を受給することができました。