広汎性発達障害により障害基礎年金2級をもらったケース

相談時の状況(20代・女性)

小さい頃から集団行動は苦手でした。

小学生の時に病院を受診し、知的障害と広汎性発達障害の診断を受けました。小学校5年生からは支援学校に転校しました。

高校は就職を目指せる学園に通い、相談時はA型事業所で福祉就労をいましたが、一般就労ほどの収入はないため、収入面のことで心配されてご両親が相談にみえました。

社労士による見解

就労中でしたが、給与額、働き方、通勤方法や就労先での援助や配慮、ご両親のサポートの内容から障害年金を請求できると思いました。

2次障害も見られるようだったので、早目の請求が必要だと思いました。

受任してから請求までに行ったこと

ご家族様は働きながら息子さんの生活のサポートをしていたため、限ら時間しかありませんでしたが、診断書の取得などに協力してくださいました。

個人情報の関係で初診証明を入手するのに時間がかかってしまいましたが、請求することができました。

結果

障害基礎年金の2級に認められ、無事に受給することができました。

今回の請求では、ご両親は知的障害と広汎性発達障害という二つの病名を医師から伝えられていましたので、どのように請求したら良いのか分からずご相談にみえました。

仕事や日々の生活もあり、年金事務所や区役所へ出向いての相談には労力も手間もかかります。

時間が掛かって、せっかくとった診断書の有効期限が切れてしまうこともあります。

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