相談時の状況(50代・女性)
健康診断で乳腺炎の疑いがあるといわれ、二次健診を受けるように言われました。受診すると乳がんと診断され、入院して右乳房を全摘出しました。転移がありましたが悪性度は軽いと言われ、一週間くらいで退院することができました。抗がん剤治療も不要といわれ、ホルモン治療のみ行い、しばらく経過観察のために通院していていました。通院のペースは年1回程度になりました。仕事も普通にしていましたが、数年後に、目に症状が出始め、検査の結果、乳がんの転移であることが判明しました。放射線治療を受けましたが、激しい頭痛で意識を失うこともあり、相談時は、訪問介護を受けている状態でした。
社労士による見解
数か所に転移し、相談時は通院もできない状態でした。初診日は10年以上前でしたが初診証明書も取れました。余命宣告もされていましたので、スピーディな請求準備が求められました。
結果
障害厚生年金1級に認められ年間約162万円受給することができました。