相談時の状況(40代・男性)
玄関先で転び、怪我をして整形外科を受診しました。医師から手のやせ方がおかしいことを指摘され総合病院を紹介されました。精密検査を受けると慢性炎症性脱髄生多発神経炎と診断されました。徐々に手足に力が入らなくなり、階段の上り下りも出来なくなりました。職場でも支障が出はじめ仕事を続けることができなりました。傷病手当金を受給していましたが復職の可能性がないことから、障害年金について父親と一緒に相談にみえました。
社労士による見解
ご本人様から症状を確認すると障害認定日にはすでに①四肢の筋力低下(特に下半身)があり歩くのに家族の付き添いが必要だった②CIDPには珍しいタイプで完全な治療法がない③下肢補装具が必要な状態であったことから、労働や日常生活に著しい制限を受けてことが分かり、遡及して障害年金の受給の可能性があると判断し、請求を行い受給できました。
結果
障害厚生年金2級に認められました。