相談時の状況(20代・男性)
子供の頃から人と関わることが苦手で友達ができませんでした。中学や高校ではマイペースで他人に興味がなく、貧乏ゆすりや独り言が原因で先生から注意されていました。気に入らないと学校の備品粗末にするなど感情的になることが多く友達からも注意されていました。大学では、チームで行う実験や実習がうまくできず、友達から浮いました。先生から受診を勧められ自閉スペクトラム症と診断されました。就職活活は20社近くの面接を受けましたが一つも決まりませんでした。仕事がない状態で、お母様と一緒に相談にみえました。
社労士による見解
本人および同席した母親から聞き取りすると①他者とのコミュニケーションがとれずに就業が困難であること②ものわすれやこだわりが強く母親のサポートなくして日常生活は送れないことから障害年金の受給の可能性があると判断し、請求を行い受給できました。
結果
障害基礎年金2級に認められました。