相談時の状況(50代・男性)
職場でいじめを受けていました。
上司が陰湿で当たりが強く、何かにつけて強く責められる日々でした。
ストレスが溜まり、夜眠ることが出来なくなりました。
近くの精神科を受診するとうつ病と診断されすぐに休職するように言われました。
しかし、休職したことで給料も下がり、職場での扱いはもっと悪くなってしまい、とうとう居づらくなり退職してしまいました。
その後は職場を転々としましたが、症状は悪化していく一方でした。
このままでは生活が成り立たないという状況で相談にみえました。
社労士による見解
相談者は精神的にも経済的にも追い詰められており、年金の受給が必要な状態だと感じました。
受任してから請求までに行ったこと
相談者は病院を転々としており、初診の病院からは証明書が取れませんでした。
初診証明に代わるものを用意しながら、症状に会った診断書の作成を依頼しました。
初診の調が大変でしたが無事に請求までたどり着きました。
結果
障害厚生年金の3級に認められました。
コメント
今回の相談者は、仕事を失ったストレスのあまり朝から飲酒を繰り返すようになり、急性アルコール中毒で搬送されたこともありましたがその後、専門の病院でしっかりと治療をして、アルコール依存は回復していました。
ストレスはうつ病やアルコール依存症など多くの病気を引き起こします。
頑張りすぎず、程よくストレスを発散していくことが大切です。