相談時の状況(50代・男性)
相談者の奥様が一人で来所されました。
ご本人は体調が悪く外出することが出来ないようでした。
仕事中に上司から無視されるように感じたことがきっかけで上司の前で過度に緊張するようになりました。頭痛、手の震え、不眠などの症状が出るようになり会社に行けなくなりました。
傷病手当金の受給を受けて長期の治療に入りましたが、体調が改善せず今後の生活の不安から来所されました。
社労士による見解
お仕事ができない状態であることや日常生活状況から判断し、傷病手当金の受給と切り替わりで障害年金を受給できるようにすることが必要だと判断しました。
受任してから請求までに行ったこと
初診日から8年経過していたことから初診証明を入手するためにすぐに病院に問合せをしました。幸いなことにカルテが残っていたため初診日を確定することが出来ました。
認定日の時点では調子が悪かったものの何とか仕事が出来ていたため、事後重症請求するように判断しました。
また、諸病手当金との調整についてもご説明させていただきました。
結果
無事に障害厚生年金の2級に認められました。
コメント
長く症状が続いていましたが同じ病院を受診されていたので認定日の頃の症状も確認することが出来ました。
傷病手当金との切り替えがうまくいき、収入が途絶えなかったことが良かったです。ご自身は外出ができないため奥様にご協力いただき請求の準備を進めました。
障害年金の請求にはご家族のご協力が本当に大切であると感じました。
来所されるのが困難な場合などはメールや電話で連絡を取りながら請求を進めることができます。是非、ご相談いただきたいと思います。
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