相談時の状況(20代・女性）
入院中の娘さんのために、ご両親が障害年金を請求しようと途中までして頑張ってされていましたが、請求書類の複雑さに困りご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
現在、入院中とのことや症状をお聞きし、働ける状態でないことなどから障害年金に認定されると思いました、医療費がかかり早く請求をした方がいいと思いました。
受任してから請求までに行ったこと
発病から初診日など詳しく伺い納付状況を確認したところ、初診がずれて厚生年金での請求になりました。ご両親は制度が難しく少し混乱されていましたが経過をしっかり説明して納得していただきました。病院のご協力もあり診断書が早く出来上がり、請求までスムーズにできました。
結果
障害厚生年金の2級に認められました。
今回の請求者は、就職で家を出ていたため、発症当時の状況をみていた家族がいませんでした。市役所で障害年金の相談をした時も20歳前障害としての請求を説明されていました。そのまま請求の準備をしていたら、書類不備で返戻されていたか、もしくは本来もらえる厚生年金がもらえず金額も少なくなってしまったかもしれません。年金制度は複雑で障害年金の請求は容易ではありません。今回は無事に厚生年金が受給できて安堵してしました。ご両親に見守られながら、1日も早く社会に復帰できることをお祈りしております。