相談時の状況(20代・男性)
ご自身で請求をしようと年金事務所に行かれておりましたが、書類の難解さに悩み、症状が重くなり、ご両親に付き添われご来所いただきました。転居が多く記憶が曖昧になっていらっしゃるとろも多く、納付も不確定な状態でした。相談中に何回も離席され、廊下で深呼吸していらっしゃいました。
社労士による見解
今までの経験から、女性に対し恐怖感があるので担当を男性に変える提案もいたしましたが、ご本人さまから大丈夫とお話いただき、少し時間を掛けて確認作業を行うように心掛けました。面談中のご本人様の様子から体調の悪さや辛さがとてもよく伝わってきました。限られた職場でしか働けない状態も推察でき、障害年金に認定されると思いましたが、初診日は特に慎重に聞き取り、慎重に納付状況を確認したいと思いました。
受任してから請求までに行ったこと
お母様から今までのことを細かくお聞きしました、初診日を確定させるために、他県の病院に連絡をして確認作業を行いました、個人情報のためで窓口対応しかできない医療機関だったため、お母様が10時間も掛けて初診証明を取ってきてくださいました。本当に感謝しています。納付も確認でき、症状にあった診断書を作成していただけたので請求することができました。
結果
障害基礎年金の2級に認められました。
今回は障害年金で請求のポイントのひとつである納付の有無が問題となりました、時間をかけ聞き取りをさせていただくことにより、別の病院の受診を思い出されることがあります、何度も確認させて頂き病院を思い出して頂けて本等に良かったです。今回の請求がストレスとなりで少し症状が悪化されていまいました。受給ができるようになりました。療養に専念して頂き、1日も早くお休みしている就労移行支援施設に通所していただきたいと思っております。