突発性後天性全身性無汗症により障害基礎年金2級をもらったケース

相談時の状況(40代・女性) 

4年程前に突然、外出して直射日光に当たった時、吐き気があり発熱してしまいました。病院では風邪と診断されましたが、その後も体温が上がると吐き気やめまい、発熱が続き、口に中がカラカラに乾き汗が出ないなどの症状があり総合病院で検査を受けて突発性後天性全身性無汗症を診断されました。

社労士による見解

全身から汗が出ないため、暑いところでの作業や運動はできず、入浴や食事の支度など日常生活に大きな支障がありました。夏は1日中クーラーの入った部屋で横になって安静にしていないと体調が悪くなり、働くこともできない状態のため障害年金の請求が可能だと思いました。

受任してから請求までに行ったこと

無汗症により日常生活に大きな支障がある旨の申し立てをしました。
また、診断書にも労働ができないことや日常生活に大きな支障があることが分かるように記載して頂きました。認定日に遡って請求をしました。

結果

無事に障害基礎年金の2級に認められました。 認定日に遡及もできました。

今回請求した突発性後天性全身性無汗症は、汗がでないため体に熱を持つと、吐き気やめまい、発熱などの症状がでてしまいます。夏の暑い時期はクーラーの入った部屋で1日中横になって安静にしていないと体調が悪くなってしまいます。冬の寒い時期は、薄着で体温が上がらないように調整して生活されていますが、暖房の入った建物もあるため外出にも支障があります。湯舟につかる入浴や火を使う食事の支度もできません。継続して働くことができないため、障害年金を受給できて本当に良かったです。

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