相談時の状況(40代・男性)
12年程前に脳出血になり、半身が不自由になりました。入院、リハビリを経てこれ以上動きが良くなることは無いと言われてご家族と来所されました。自営業だったため、回復期の検査では退院したい一心でできないことも出来るように表記してもらい無理に退院されてしまったようでした。
社労士による見解
歩く姿や書類を書く様子からし、生活に支障があることはすぐにわかりました、生活保護の請求を考え市役所に話を聞きに行った際に役所の方から障害年金を教えられたそうです、早急に対応が必要と思いました。
受任してから請求までに行ったこと
初診時の病院が閉院していたため証明が取れないかと思いましたが、当時の先生がカルテを引きつぎ別の病院にいることが分かりました。診断書の作成を快くお受けいただき認定日請求をすることができました。
結果
審査の途中で当時のカルテなどの調査が入りましたが無事に障害基礎年金の2級に認められました。
障害年金の制度を知らず10年以上も経過していました、もっと早く請求出来れば良かったと思いました。5年分の遡及が出来たので少し安心して生活ができると言っていただき本当に良かったと思いました。
請求途中に再発され入院をしていると連絡があった時には、早く結果が出て欲しいと神に祈る気持ちでした。今回は年金機構からのカルテ開示のため審査の時間を要してしまい結果がでるのが遅くなってしまいました。受給者のために1日でも早い認定をしていただきたいと思います。