相談時の状況(20代・女性)
中学生の時、クラスの男子からのいじめが発端で不登校になり10代の頃はデイケアなどに行っていましたが、デイケアでもなじめない経験が続き、被害的な考えが続いたことから、家から出られない生活が続いていました。
親御さんが将来を不安に思い、数回にわたり障害年金の相談のため年金事務所に行かれましたが、制度が難しく受給ができるのか不安がありご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
お若いのですが、10年以上病気で社会に出ることが出来ない状態でしたので障害年金が請求できると思いましたが、病院と併設のデイケアでのトラブルで受診が途絶えており、請求は慎重にしました。
受任してから請求までに行ったこと
書類はある程度準備されていましたが、病歴の作成に時間がかかりました。
ご両親がお仕事をされており詳細な症状は時間をかけて聞き取りをいたしました。
最初は笑顔が少なかったですが、少しずつ信頼を得て、進めさせていただけました。何回もご来所いただきありがとうございました。
結果
障害基礎年金の2級に認められました。
今回は診断書が途中まで作成した段階でのご来所でした。
診断書の内容を精査することとともに、思い出したくない病歴の聞き取りに時間を要しましたが、ご家族の協力で請求ができ感謝しております。
受給決定後はご家族でご来所いただけ、今後のお話しとなりました、まだお若いので無理をせず、社会に戻れることをお祈りいたしております。