相談時の状況(30代・男性)
関連会社の上司から陰湿ないじめにあいっていました。
いじめにあった辛さと仕事の忙しさから気持ちが落ち込み不眠になり仕事にも行けなくなってしまいました。傷病手当金の受給も終わる会社も退職になってしまいました。
その後、症状が悪くなり入院加療を受けましたが、退院後も1日のほとんどを横になって過ごしている状態で相談にみえました。
社労士による見解
日常生活の様子を聞き取りましたが、身の回りのこともほとんどできる状態ではなかったため2級相当に該当すると思いました。
認定日の頃から症状がほとんど変わっていないことから認定日請求が可能だと思いました。
受任してから請求までに行ったこと
ご本人様から聞き取った日常生活の様子を医師に伝え症状にあった診断書を作成してもらいました。
障害認定日の医師にも診断書をかいてもらうことができました。
結果
遡及請求が認められ障害厚生年金2級になりました。安心して療養して頂きたいと思います。
今回請求した方の認定日の病院では診断書の作成に数か月も掛かりました。
障害を負ってしまったかたにとって障害年金は生活するための大切なお金です。
医師の都合で数か月待たされることにより請求が遅くなると、経済的に大きな損失をしてしまいます。
過去に、診断書の依頼をした医師に「診断書の作成はお金にならないし、時間が掛かるから早く書けない。忙しい俺の身にもなってみろ」言われたことがあります。面倒臭がらず請求者のためにしっかりとした対応をして頂きたいと思います。