相談時の状況(20代・女性)
7年以上前にご自分で障害年金を請求したのですが、初診日か不確定で不支給になっていました。不支給の通知書をもって相談にみえました。
社労士による見解
過去の通院歴の聞き取りをしたところ、ご自分で請求した病歴には載っていない病院の受診がありました。もう一度しっかり初診を整備すれば請求できると思いました。
受任してから請求までに行ったこと
過去の記憶を呼び戻して頂き、掛かったことのある病院でカルテの有無を確認したところ、初診から2つ目の病院で初診の証明書を書いて頂くことができました。ご本人様の申し立て書をしっかり整備して再請求をしました。
(年金機構から初診の病院の傷病名との因果関係を医師に確認するように請求書類が返戻されました)
結果
障害厚生年金の2級に認められました。とても協力的な医師に感謝します。
今回は、請求が一度不支給になっていたので慎重に初診の整備を行いました、請求中に、日本年金機構から、初診の病院の受診状況等証明書に掛かれている「嘔気」と現在の診断書の傷病名である「うつ病」との因果関係を証明するように指示がありました、担当の医師は因果関係を認める旨の証明してくださいました。一般的にうつ病の症状には嘔気があります。日本年金機構が因果関係の証明を支持してきたのが少し不思議な感じがしましたが、その間審査が止まり、結果がでるのに少し時間が掛かってしまいご本人様に不安な気持ちにさせてしまったことが辛かったです。