両側性感音性難聴で障害基礎年金2級をもらったケース

相談者:40代 男性
傷病:両側性感音性難聴

相談時の状況

子供の頃から耳の聞こえが悪く、学校の検診がきっかけで小学生の時に時に初めて受診していました。

その後少しずつ聞こえが悪くなり補聴器を付けて生活されていました。お父様が心配して相談にみえました。

社労士による見解

子供の時に通院しているので初診の証明を取るのは難しいと思いました。

右耳が93db左耳は110dbでした。
補聴器を付けて生活されていますが何とかして受給できるようになってほしいと思いました。

受任してから請求までに行ったこと

当時の学校の先生などに第三者証明の依頼をしましたが、記憶も薄く第三者証明を書いてもらえませんでしたが、5年以上前に通院した病院での初診の証明に子供の頃から難聴であったとの記載があり、申し立てを整備して請求をしました。

結果

障害基礎年金の2級に認められました。

平成27年10月から初診日の証明の緩和措置が取られています。
障害年金を請求する5年以上前に受診した医療機関で本人が話した通院した病院の診療日がカルテに記載されている場合には、初診日として認めることができる取り扱いとなりました。

今回の請求は緩和措置に救われたケースでした。
過去に初診日の確定ができず障害年金の受給をあきらめてしまった方も、平成27年10月以降の請求は緩和措置の新しい基準で審査されます。

初診証明が取れなくて受給できていない方は是非ご相談ください。

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