相談者:60代 男性
傷病:感音難聴
相談時の状況
小学生の頃高熱がきっかけで難聴になり、その後少しずつ聞こえが悪くなってしまいました。
子供の頃に通院したことがありましたが、
その後何十年も通院がなく初診の病院も廃院してしまっていました。
相談時は両耳とも100デシベル以上で通常の会話が困難な状態でした。
社労士による見解
初診が50年ほど前でその当時掛かった病院は廃院していました。
初診の証明ができれば障害年金が受給できるのでなんとしてでも受給できるように
初診証明を取ってサポートしたいと思いました
受任してから請求までに行ったこと
ご本人様から子供の頃の様子を聞き取り初診証明に代わるものを探してもらいました。
亡くなったお母様が書いた絵(願が書いてあるもの)や第三者の証明など依頼しました。
また、現在の診断書の作成はABR検査のある病院を受診して頂きました。
結果
障害基礎年金の1級に認められ、年間975,125円受給することができました。
ご本人様には初診の証明に代わるものを家中探して頂いたり、
補聴器センターの方や友人の方が証明してくださったりしたお陰で受給できて本当にうれしいです。
ただ、診断書を総合病院に依頼したところ、
そこの先生は受診日から1年半経過しないと診断書は書かないと言われてしまいました。
1年半も待てないので別の病院に紹介状を書いて頂き別の病院で診断書を書いて頂きました。
事後重症請求だったため少し請求が遅くなってしまいたました。
1ヶ月でも請求が遅れると月額で8万円をもらい損ねてしまいます。
障害者の方が障害年金を早く請求するためには病院の協力も必要だと思いました。