相談者:40代男性
傷病名:舌下腺がん
相談時の状況
ご本人さまが相談にみえました。
1日の大半を横になって過ごしていらっしゃる様子でしたが、奥様や子共さんのために医療機関から障害年金の請求すすめられて来所されました
社労士による見解
抗がん剤治療で全身の倦怠感や食欲不振があり、日常生活を送るのはご家族の援助がないと困難な状況であり、ご本人やご家族のためにもスピーディに請求の準備をすることが大切だと思いました。
受任してから請求までに行ったこと
ご本人に初診の証明や診断書等の書類を取って頂くには体力的にもとても負担になると考え、医療機関での証明書はできるだけ代行しました。
また、日常生活にどれほど支障があるかを診断書にしっかりと書いて頂けるように医師に手紙で依頼をしました。
請求が1月でも早くできるように、添付書類などの取得も奥様にご協力頂きました。
結果
障害厚生年金の1級に認められました。
ガン患者さんの中には症状が重く、余命宣告をされているケースもすくなくありません。
障害年金を受給している方が万が一になった時には、ご家族様が遺族厚生年金を受給できることがあります。
この方の場合には、ご自分の治療や症状が辛いことよりも、自分が動けなくなってしまったら、自分がいなくなっていまったら家族はどうなるんだろうとご家族様ことを一番に心配していらっしゃいました。
そして、ガンでも障害年金が請求できることを医療機関のソーシャルワーカーに教えてもらえて良かったとおっしゃっていました。