脊髄小脳変性症による受給事例

相談者:60代女性
傷病名:脊髄小脳変性症

相談時の状況

ご家族様よりお電話でご相談いただき、後日に無料相談会へご参加いただきました。

ご家族様が付き添いながら4点杖を使って来所していただきましたが、ほんの数メートルを歩くのにとても苦労されていました。

社労士による見解

手足に上手く力が入らない状態で、話をしても呂律も回らない感じでした。

ご自分に着替えや身の回りの世話を始め、日常生活の全てにおいてご家族の援助が必要な状態でした。

病気は少しずつ進行していることもあり障害年金2級相当に該当すると思いました。

受任してから請求までに行ったこと

ご本人様の初診の病院で確認したところ、前医があることが分かりました。

前医に確認したところ幸いにもカルテが保存されていたため初診の証明をとることができました。

初診はご主人さまに扶養されていましたので納付要件も問題ありませんでした。

事後重症請求になるため診断書の依頼や提出書類の準部、作成をスピーディに行うように心掛けました。

結果

障害基礎年金の2級に認められ、受給することができました。                

脊髄小脳変性症の場合、症状が少しずつ進行するため初診の病院が分からなくなってしまうこともあります。

障害年金請求は初診日にどの加入機関であるかを確認することが非常に重要になります。

今回のケースのようにご自分の思っていた病院より前に掛かった病院が分かることもあり、中には廃院していて証明が取れないというケースもあります。

しかし病院の証明が取れなくても請求できる方法もあります。諦めないで是非専門科にご相談下さい。

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