相談時の状況(60代・男性)
右膝が悪く数年前に人工関節を入れて、障害年金3級を受給していました。腕の痺れを感じるようになり、病院を受診したところ、頚椎椎間板ヘルニアと診断されました。体に負担がかかる仕事ができないため職場に相談したところ、負担ない仕事はないと言われ余儀なく退職をしました。痛み止めを使っても疼痛がひどく痺れもひどくなり、医師から手術を勧められ頸椎前方固定術を受けました。痺れは改善しましたが両足、両手に巧緻運動障害が残ってしまいました。
社労士による見解
既に障害年金3級を受給中でしたが、巧緻運動障害により立つ歩く動作が自力ではできなくなり、食事や着替えもできなくなっていました。自助具や杖などを使って生活していましたが、介護なしでは生活できる状態ではありませんでした。身体障害者手帳1級も取得していました。障害厚生年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金1級に認められ、153万円受給することができました。